こんにちは、「HUNTER×HUNTER」大好き、まささんです。
この作品の好きなところはたくさんあるんですが、その一つに独特のセリフ回しというのがあります。冨樫先生のセンスあふれる言葉選びにより、キャラクター1人1人の性格や思想及び魅力を存分に引き出していると思います。
そこで今回は単行本第1巻の中から僕が個人的に印象に残ったセリフBEST3を、そのセリフにまつわるエピソードも振り返りつつ紹介します!
HUNTER×HUNTER第1巻名言集
選外の名言たち
まずは惜しくもBEST3からは漏れてしまった名言たち。
最初はこちら
「いいハンターってやつは動物に好かれちまうんだ」(カイト)
記念すべき第1話の、回想シーンでのカイトの言葉。ゴンの才能や将来性を感じさせる、非常に印象に残るいいシーンですね。
しかし、カイトにはこんなシーンもあります。
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「馬鹿野郎!!こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか!!!」(カイト)
当時推定9歳のゴン少年を「ゴッ」という衝撃音とともにグーで殴りつけた後に放った一言。ゴン君2~3mは吹っ飛んでます。さすがにやりすぎでは…。
この後カイトは「ジンに会わなければスラム街で野垂れ死んでいた」というような話をゴンにしています。のちに出てくるレイザーのように、カイトももとはチンピラのような存在だったのかも。
そんな奴らを更生(?)させて手なずけているジンのすごさ。
ある意味これも「いいハンターは動物に好かれる」ということなのかもしれませんね。
↓続いてこちら
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「ふ ふん あいにくオレは普通の人間なんでな」(レオリオ)
ドキドキ2択クイズに挑む直前、ゴンとクラピカが驚異的な聴力を発揮したときのレオリオの一言。
いわゆるヤムチャ視点的な。レオリオさんの役割がよくわかります。
そんなレオリオさんもハンター1次試験では、推定4分半/kmのペースで80km以上(階段含む)のコースを走破しています。やはりハンターを目指してる時点で超人。
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「そんな医者になるためにはさらに見たこともねェ大金がいるそうだ!!」(レオリオ)
問い詰めるクラピカに、お金が必要な真意を言わされた一言。
これによってクラピカは、レオリオに対する「馬鹿だが底は浅くない」という評価に確信を持ったことでしょう。
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「私の誇りなど仲間の苦しみに比べれば意味のないものだ」(クラピカ)
おなじみクラピカの陰鬱系発言。
仲間に対する思いや理屈っぽさ、冷静さなどが凝縮されているような気がします。
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「心配?オレなら平気だよ 訓練してるから」(キルア)
「なぜならオレも同類だから臭いでわかるのさ」(キルア)
名言製造機キルアのハンター試験中の発言2つ。
キルアは常に中二病的なかっこいい発言が多いのでどこをとっても名言になりますね。
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「約束を守れないような大人にはなるなって教えてくれたのはミトさんだよ!!」(ゴン)
意見に1ミリの間違いもなく、屈託の笑顔でミトさんを脅迫するゴン。
なんていうか、ゴンのイタさ頑固さとか芯の強さのようなものがすでに垣間見えてる気がしますね。
次はいよいよBEST3の発表!
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第3位
「人にぶつかったらあやまらなくちゃ♣」(ヒソカ)
普通の正論。人として当たり前のこと。
ただ、それをしなかったばっかりに相手の両腕が切断されました。
「ヒソカ=アブないやつ」というのを印象付けるシーンですね。
ちなみに3次試験に向かう飛行船の中でキルアにぶつかられた受験生2人組は「ぶつかったらあやまりな」と注意するも、ぶつかってきたキルアに顔と体を切り刻まれてしまいました。
結局のところ「暴力>正論」なんですね…。
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第2位
「「彼を探し当てる」こと これがどんな狩りより難しい」(カイト)
これから始まる主人公ゴンの冒険の大変さを暗示しつつも、ワクワク感も掻き立てる一言。
このあとキメラアント編まで1度も登場しないのにこれだけ印象に残り人気も高かったカイトってすごい。
そして次はいよいよ…
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第1位
「オレ 10歳からもう 35回もテスト受けてるから」(トンパ)
1位はまさかのトンパ氏!
いや、ふざけてるわけじゃないです。ただ、この発言を見てるとなんか心がザワつくというか…。大人になってから長い年月を凡庸に過ごしてしまったことに対する罪悪感というか焦りのようなものを感じるんですよ。
トンパだって最初は真面目にハンターを目指していたはず。しかし目標が達成できずに数年が経ち、いつしか本気を出すのが面倒くさくなったり恥ずかしくなったりして新人つぶしに目的が変わっていってしまったんではなかろうか。
「本気を出して失敗するより本気を出さないで失敗するほうがダメージが少ない」
そんな考えが染みついてしまっている大人にもう1度自分を見つめなおす意味で読み上げてほしい、そんな名言(迷言)だと思います!
まとめ
そんなわけで1位はまさかのトンパのあのセリフでした。
1巻発売当初は全く思いもしなかった気持ちをあの発言から感じ取ってしまいました(笑)
連載開始からもう20年以上経っているので当時とはまた違った読み方や解釈ができて面白いです。
2巻以降も不定期で更新しようと思います!
ではでは。
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